リハビリ Solaris10

仕事でSolarisを構築する機会がめっきり減った(なくなった?)こともあり、現状どうなってんの?ということで、VirtualBOX 上に Solaris10 を入れてみました。

今日の時点で最新は以下でした。


Solaris 10 Update 10 8/11(2011年8月リリース)

インストールは既存を触っていれば困らないとは思います。

LANGの選択はデフォルトが EUC だったりして時代を感じてしまいます。(新規サーバならUTF8を選んだほうがよいでしょう。)

ファイルシステムは、デフォルトUFS ですが ZFSも選択可能な他、rpoolで / と/var を分けるかどうかも選択できます。

以下、インストール後にちょっと確認したもの


bash-3.2# uname -a
SunOS vm-sol10 5.10 Generic_147441-01 i86pc i386 i86pc
bash-3.2# cat /etc/release
Oracle Solaris 10 8/11 s10x_u10wos_17b X86
Copyright (c) 1983, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Assembled 23 August 2011
bash-3.2# zpool upgrade
このシステムでは現在、バージョン 29 の ZFS プールが動作しています。

このバージョンを使用して、すべてのプールがフォーマットされています。
bash-3.2#

Apache は...


bash-3.2# /usr/apache2/bin/httpd -v
Server version: Apache/2.0.63
Server built: Apr 15 2011 07:41:13
bash-3.2#

MySQL は ... 誰が使うんだw


bash-3.2# /usr/sfw/sbin/mysqld --version
/usr/sfw/sbin/mysqld Ver 4.0.31 for pc-solaris2.10 on i386 (Source distribution)
bash-3.2#


まぁ安定した Solaris Kernel 上で商用アプリケーションを動かすためのOSなので、多分OSSなものは飾りなのでしょう。


# /usr/sfw/bin/gcc --version
gcc (GCC) 3.4.3 (csl-sol210-3_4-branch+sol_rpath)